1949-10-06 第5回国会 衆議院 法務委員会 第38号
委員外の出席者 議 員 上村 進君 刑 政 長 官 佐藤 藤佐君 法務府事務官 岡原 昌男君 法務府事務官 高橋 一郎君 專 門 員 村 教三君 專 門 員 小木 貞一君 ————————————— 本日の会議に付した事件 小委員の選任に関する件 検察行政における犯罪の科学的搜査
委員外の出席者 議 員 上村 進君 刑 政 長 官 佐藤 藤佐君 法務府事務官 岡原 昌男君 法務府事務官 高橋 一郎君 專 門 員 村 教三君 專 門 員 小木 貞一君 ————————————— 本日の会議に付した事件 小委員の選任に関する件 検察行政における犯罪の科学的搜査
本委員会は閉会中の審査におきまして、犯罪の科学的搜査に関する調査を種々行つて参りましたが、さらにその調査を進め、具体的結論を得たいと存じますので、犯罪の科学的搜査に関する小委員会を設けないと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○田嶋(好)委員 本日の科学的搜査に対する国会としての研究は、非常に意義があつたと思いますが、今までの質疑の中で重大な点が一つ落ちておるのではないかと思います。それは国会といたしまして特に重大なことでありますが、今後の搜査を進める上に必要な経費の面であります。これは科学搜査を充実する必要があるとすれば、なおさら必要なことになると思うのであります。
下山事件について他殺説が最初に有力であつたという裏には、やはり行政整理を一環とするあの社会的な雰囲気というものが、私はやはり相当反応しているのではないかと思うし、またそれは正しいと思うのであるが、そういう客観的な社会的情勢というものも、科学的搜査の中に入り得るものかどうか、この点をまず承りたいと思います。
下山、三鷹、松川、平等各事件に関する犯罪の科学的、搜査に関し、国家地方警察、警視庁、検察庁、法務庁、国家公安委員会のそれぞれの立場より、有力な意見を述べられたことを委員長よりお礼を申し上げます。 本委員会といたしましては、これらの意見を参酌し、次回国家において搜査機構の改革整備、科学的搜査体制の確立につき、適切なる立法並びに予算措置を構ずべく、委員会活動をいたしたいと存じます。
————————————— 本日の会議に付した事件 檢察行政における犯罪の科学的搜査に関する件 —————————————
————————————— 本日の会議に付した事件 平市警察署占拠事件に関する件 檢察行政における犯罪の科学的搜査に関する件 委員派遣承認申請に関する件 —————————————
私はかくのごときは檢察当局が時代に目ざめることができず、旧態依然として封建時代そのままの、岡つ引のやつたような搜査方法のみを固執して、新しい近代的な科学的搜査方法にくふうをこらすことができない結果、さようなことになつておるものだと考えるのであります。新刑事訴訟法の施行を眼前に控えておるこの際であります。本件の逮捕の要求をこの点において拒絶して、当局の反省に資すべきであると考えるのであります。